極上の粗食世界…レシピブログ

welcome to the extra simple vege cooking ! 台所は守り神。私がわたしのために料理を作って楽しむ時間…☆レシピは1人分から♪

向田邦子の真似をして作ってみた、即席のらっきょう漬け。  赤ワインとともに。今日の家呑みです。

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向田邦子のエッセイを読んでいて、出て来た即席のらっきょう漬け。

(メインは、手前の小皿です)

 

うちは母も祖母も手作りをする家だったので、

奈良漬けも梅干しもらっきょうも、毎年漬けていました。

 

私もそういう人生を歩むのだろうと思っていたのですが

家から離れては、ずっとアパート住まいで、

台所はたいして広くないし、流しも大きくないし、

何より漬けても家族もいないしで、

大がかりな漬け物生活とは無縁でした。

 

だけど漬け物は恋しくもあり。

エッセイを読んでいたら、ものすごくカンタンな作り方が書いてあって、

即刻、作ってみたくなりました。

 

これ、「都市生活者向けのらっきょう漬け」だと思います。

 

らっきょうの皮をむいて、お醤油をふりかけるだけ。

それを、ふたつきの小さな瓶に保存します。

翌日から食べられます。

 

今回はちょっとアレンジして、お醤油とお酢を1対1で加熱して、

らっきょうの上から注いでみました。

こちらも、なかなかいい感じだと思います。

 

スーパーに沖縄の島らっきょうが置いてありました。

ちょうどよい分量だったので漬けるつもりで買ったのですが、

エシャロットみたいにそのまま食べてもおいしいので、

何となく少しずつ食べて、

ほんの少し残ったのを

即席漬けしてみました。

 

何と言うか、大人な味です。

 

これを向田邦子はひとりで、あるいは恋人と一緒に、家で食べていたのだろうか?

 

都会の味のするらっきょう漬けです。

 

これを食べるひとりの時間は、思っていたより意外と悪くありませんでした。

 

 

 

【分量】

============================================

 

・島らっきょう 14、5個

・お醤油 大さじ1

お酢 大さじ1

 

 

【作り方】

============================================

 

1)お醤油とお酢を小鍋に入れて熱し、皮をむいたらっきょうの上に、

ふりかけます。

 

さめたら適当な大きさの保存瓶に入れて、保存します。

 

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冷蔵庫に保存するのがベターだと思います。

 

 

□お料理の写真・レシピの無断転載はおことわりします。

 

どうしてこんなにおいしいの?!っていうくらい、よく出来た糠漬けの理由。

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ズッキーニと茗荷の糠漬けは食べてしまったので、糠床から茄子を出して撮りました。

 

 

うっかりダメにしてしまったのではないかと、朝、フトンの中でハッ!としました。

糠床の話です。

 

夜ごはんの時に、出すのを忘れていました。

 

実家から送られた枝豆をひたすら食べていたので、

そういえばごはんを食べなかったのが原因です。

 

幸い、今年の夏は寒いので糠床は無事でした。

(ちなみに、足下が冷えるのでいまヒーターをつけています。

 去年は7月に入るといきなり暑かったようで、

 3年日記には、温室みかんを冷やして食べるのがおいしいとか、

 そんな事が書いてあって、真夏のような暑さであった事、

 有り有りと思い出しました。)

 

ズッキーニと茗荷がいい感じに漬かっています。

 

今年の糠漬けはなんでこんなにおいしいの?!っていうくらい

よく出来ました。

変わった事は何もしていないのに、

なんでなんだろうと考えたところ、理由がわかりました。

 

よかったら家でもやってみてください!

 

2つあります。

1つは、よいビールを使った事。

 

オーガニックの「サンサンビール」を使いました。

糠床からふわっと立ち上るお酒の香りが、いいです。

 

そしてもう1つ。

とてもよいお塩を使った事。

 

きっとこっちの方がかなり大きく影響しています。

 

いつもは漬け物用のお塩を使っていたのですが、

自然食品のお店などで売っている、リーズナブルな価格の方の塩です。

 

今回は、長崎の平戸というところで海水から釜で焚いて作られたという塩を

使いました。

まったくの無意識に貴重な方の塩を漬け物に使ってしまったのですが、これが大正解。

 

こんなにも味が違うなんて!

大発見です。

 

 

『極上の粗食』というものを作ろうとしています。

上質の素材を用いて作る、シンプルなビーガンの食事です。

 

そのため今年は、数年振りに糠床を仕込みました。

さい先がよい感じです。

これはぜひとも大事にしたいと思います。

 

まめな性格ではないので、ちょっと心配ですが……。

 

 

 

【作りやすい分量】

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・糠 500g

・ビール 1缶(350cc)

・塩 四分の一カップ

・唐辛子 1本

 

 

【作り方】

============================================

 

1)琺瑯の容器に、材料をすべて混ぜ、よくこねます。

 

適当な大きさに切った野菜を、漬けます。

 

*この分量だとやや塩味が薄いかもしれません。

追々、自分の好みの味に仕上げてください。

 

お料理の写真・レシピの無断転載はおことわりします。

 

 

心と体をいやす蒸したキャベツと、お豆腐のシュウマイ。

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先日、家カフェを行った際に、

お客さまから、「うわー、これ何ですかー?」と少々うわずった声で聞かれ、

よろこびでした。

 

お豆腐のシュウマイです。

ふわっふわです。

女の人はこういうの、好きですよね。

そして、いかにも体によい感じ。

 

味付けは塩だけです。

でもうまみもちゃんと備わっています。

ほんの少しお醤油をつけて、芥子をのせて食べてみてください。

 

シュウマイの下に敷いてある、

蒸したキャベツもまた美味です。

1センチくらいの幅にざくざくに切りました。

食べやすく、大きいままより表面積が増えるので、その分しっとり。

両方、主役です。

 

すごーく疲れた時に、こういうお料理が出て来たら

ほっとして、心がゆるみますね。

 

お豆腐のシュウマイは、いつも試作するばかりで、

そのあと忙しくバクバク食べるのが常です。

自分のためにていねいに作ってゆっくり食べてみたいです。

 

うまみの元は、このところよく使っている、

ニンニクとキノコ。

中華の時はごま油で炒めます。

ニンニクはつよく効かせないので、いつもより少な目。

 

お豆腐は、島豆腐を使用。

 

お豆腐の水切りというのは、めんどくさいです。

洗い物は増えるし、水切りしている間、場所もとられるので、

この手間が、作るやる気を失わせます。

だから、市販品です。

 

お豆腐をペースト状にするのは、フードプロセッサーでもすり鉢でもどちらでも。

youtubeの動画なんかを見ながら摺ってるとあっという間です。

 

シュウマイの皮は、市販品の小袋だと2袋で少し余るくらいです。

残りは刻んでお吸い物の具などにしてください。

 

家で作るよさは、キャベツを思う存分食べられる点です。

こちらは芥子醤油にちょっとお酢をふりかけても。

 

このやさしい味は、心がいやされます。

蒸し野菜は、ものすごくカンタンに出来る心のセルフ・ケアです。

 

 

【作りやすい分量 直径2センチくらい。18~20個】

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・島豆腐 一丁(ホクガンさんの島豆腐210gを使いました)

・ニンニク 一かけの半分弱

・えのき ひとつかみ

・生姜 親指大

・小ネギ 少々

・塩 適宜

・片栗粉 大さじ2

・ごま油 適宜

 

・シュウマイの皮 2袋(少し余ります)

・キャベツ 好きなだけ(レタスでもイケます。冬場はもちろん白菜も美味です。)

 

 

【作り方】

============================================

 

1)えのきは5ミリくらいに縦に、切ります。ニンニクはみじん切り。生姜はおろします。小ネギは刻みます。

 ごま油でニンニクとえのきを炒めます。

 シュウマイの皮は、5ミリくらいの幅にカットします。キャベツも切っておきます。

 

2)フードプロセッサーかすり鉢で、お豆腐を摺り、ごま油で炒めたニンニクとえのき、生姜、小ネギをヘラで混ぜます。味付けは塩だけ。味見をしながら、ややきつめに味をつけます。生地をまとめるために片栗粉を最後に加え、よく混ぜます。

 

3)お豆腐の生地を、直径2センチくらいに丸めます。

バットかお皿に、カットしておいたシュウマイの皮を敷き、その上に丸めたお豆腐をのせ、上からシュウマイの皮をちらして、よくはりつけます。

 

4)蒸し器の底にキャベツを敷き沸騰したらシュウマイを乗せて、8分、蒸します。

 

 

□お料理の写真・レシピの無断転載はおことわりします。

 

山椒の実を使った、上品なベジ・麻婆。

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玄米ごはんとも合います。

 

先日、下ごしらえをした山椒を使って、念願の麻婆豆腐を作りました。


kazuming.hatenablog.com

 

とってもあっさりすっきりとしたベジ・麻婆。

水みたいに澄んだ味です。

 

和食の上品な麻婆豆腐という感じ。

 

純粋に山椒の味と香りが味わえます。

 

具にズッキーニを使っているのですが、歯ごたえがいいですね。

たまねぎと同じくらいの大きさに切ってください。

食感がよくなります。

 

このレシピの分量ですと、一回食べて、女性なら少し余るくらいです。

 

今日は、それにダイス状に切ってゆでたかぼちゃを混ぜて煮て、

焼きそうめんの上に、あんかけにして食べました。

 

一日たつと、麻婆豆腐の味がなじんで

たいへん美味!です。

 

 

焼きそうめんの作り方は、やや片目におそうめんをゆでて水切りをして、

フライパンに油を敷いて焼きます。

 

混ぜたりしません。

お好み焼きを焼くみたいな感じで、じっと待ちます。

うっすら表面がきつね色に焦げたら

裏返します。

 

それを包丁で、八分の一程度の放射状にカットしてお皿にのせて

上からあんをかけます。

 

私は、家でひとりで食べる時は、そうめんをカットせずそのままお皿に

のせて食べるので、ちょっとお行儀の悪い感じです。

 

人前でこういう、いつもの地が出たらどうしようと

たまに心配しますが、

家ではのびのびと食べようと思います。

 

山椒の実が、手に入りにくいかもしれません。

そういう場合は、粉山椒で。

 

麻婆豆腐を煮て最後にふりかけると、香りが飛ばないのでいいです。

分量は、好きなだけどうぞ☆

 

 

 

【作りやすい分量】

============================================

 

・干椎茸 小さめ2個

*干椎茸の戻し汁 150cc

・ニンニク 小1かけ

・たまねぎ 中四分の一個

・ズッキーニ 5、6センチ

・木綿豆腐 二分の一丁

・豆豉 小さじ二分の一

・山椒 小さじ1弱

・塩 適宜

・お醤油 少々

胡麻油 適宜

 

【作り方】

============================================

 

1)材料を切ります。

干椎茸は戻して(*)、みじんぎり。ニンニクも同じく。

豆豉は粗く刻みます。

タマネギとズッキーニは7ミリくらいのダイス状に。木綿豆腐は好きな大きさに切ります。

 

*干椎茸の戻し方は、

 水かぬるま湯につけておくか、

 急ぐ時はストウブやル・クルーゼなどの鍋でひたひたより少なめくらいの水と一緒に 弱火で5分ほど煮ます。

 干椎茸の戻し汁も150ccほど使います。

 

2)前回のブログ、「白花豆のお料理」でも触れましたが、キノコとニンニクで、ベースの味を作ります。

 

鍋ににんにくを入れて、ごま油を注ぎ、火をつけて、炒めます。いい香りがしたら干椎茸を加え、熱が入ったら、別のお皿に取ります。

 

その鍋を加熱して、ごま油を足し、タマネギを炒め、豆豉を加え、ズッキーニ、干椎茸とニンニク、山椒を加え、椎茸の戻し汁、お豆腐を入れて、しばらく煮ます。

 

3)お豆腐にしっかり熱が入ったら塩で味を整えます。

最後にお醤油をほんの少したらします。

 

器に盛りつけて出来上がりです。

 

お料理の写真・レシピの無断転載はおことわりします。

 

 

ベジのお料理のおいしさに感銘を受けた「白いんげんとキノコのグラタン」。

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私がベジのお料理に出会ったのは、

10年近いひきこもりの末、

悪化したうつを治すために、

あるヨーガ道場で療養させてもらったのがきっかけだった、

という事は何度かブログに書いています。

 

たまたま道場で食事係に任命されて、

菜食のお料理を作る事になったのですが、

 

この白いんげんとキノコのグラタンの存在を知った時、

 

もしかして一生ベジタリアンの生活をしなければならなくなったとしても、

これがあったら私はやっていけるかもしれない、

と思ったほど、

感銘を受けたお料理でした。

 

それくらいに、この豆料理はおいしかったのです。

 

玄米と豆、そしてそこにスパイスを効かせると、

お料理が一気にあか抜けて、

きゅーんとご馳走感が出るのです。

 

あとはフレッシュなハーブとオリーブオイルを使ったカンタンなサラダと、

果物と、スープがあれば、

気分のいいフルコースです。

 

それで、豆料理ですが、うまみを凝縮させるための、

必要な食材とコツがあります。

 

それはキノコとニンニクの使い方です。

 

たとえばタマネギとキノコとニンニクを炒めるとして、

その順番で炒めるのと、

材料は同じですが最初に、キノコとニンニクをオリーブオイルで炒めて、

それからタマネギを加えるのとでは、

全然、うまみの出方が違うのです。

 

うまく伝わっているとよいのですが、

 

キノコとニンニクとオリーブオイルの純粋な組み合わせは、

 

ベジのお料理において、

濃厚な味を作るベースとなります。

 

これはベジ・カフェで働いていた時に身につけた手法でした。

洋風はもとより、中華でも何でも使えます。

 

 

この豆のグラタンは、

たとえばベーコンを加えたいなとか、

ソーセージを加えたらおいしそうとか、

 

イデアが色々、頭に浮かぶかと思います。

 

そういうアレンジも、楽しんでみてください。

 

私がこのブログでお伝えしたい事は、

365日ベジのお料理を食べてください

という事ではなくて、

 

一度、植物性の素材だけで作ったお料理の味のおいしさをわかってもらいたい。

 

その上で、

いまの自分の体調をかんがみて、

 

あ、今日は、体力を消耗したから、お肉を足したいなとか。

今日は、すっきりしたいから、ベジにしようかなとか。

 

その選択肢が増やせたらいい、という思いです。

 

 

たとえば

私の普段の食生活は、だしは、

おこぶだしと、

おこぶとかつおぶしのだしの、二種類使っています。

 

うまみを味わいたいときは、おこぶとかつおだしですが、

体が疲れている時は、おこぶだしの方がおいしく感じられます。

 

体に来る負担が違います。

 

味覚はだまされやすいので、

塩分と油、そしてアミノ酸が豊富だと、

ダイレクトにおいしく感じます。

 

でも、体が快適に感じるおいしさの感覚は、

別にあります。

 

そんな自分の体の感覚を嗅ぎ分けるきっかけに、

このブログが少しでもなっていたら、

とてもうれしく思います。

 

そうだ。グラタンと言っていますが、

ホワイトソースを作るのではなく、

パセリパン粉を上に乗せて焼くタイプです。

 

そして、豆を煮る際の、コクを出すポイントがあります。

それは、パプリカを使う事。

これは、欠かせません。

 

そして、ナツメグで香りをつけます。

そうすると、味のグレードがアップします。

 

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!

 

 

 

【作りやすい分量/一回の食事だと女性だったら少し余るくらいです】

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白いんげん 煮た状態で150g(本日は白花豆を使用)

・たまねぎ 中四分の一個

・セロリ 細い部分15センチくらい

・エリンギ 中1本くらい

・ニンニク 小さいものひとかけ

・トマト 中二分の一個

ローリエ 1枚

・パプリカ 10振りくらい

ナツメグ 少々

・塩 適宜

 

 

〈パセリパン粉〉

 

・パセリ 細かく刻んだ状態で大さじ1(パセリはふわふわしているので、見た目の分量はその3倍くらい)

・ニンニク 小さなものひとかけ

・パン粉 大さじ3

・オリーブオイル 大さじ二分の一~

・塩 パラパラ

 

 

【作り方】

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1)たまねぎは粗みじん。セロリは5ミリくらいにスライス。エリンギは食べやすい大きさ。ニンニクはみじん切り。トマトはざく切りにします。

 

パセリパン粉の準備をします。パセリはみじん切り。ニンニクもみじん切り。ボウルにパセリとニンニク、そしてパン粉を入れて、オリーブオイルをふりかけ、塩をふり、かきまぜます。

 

煮た白いんげんを用意しておきます。

(*豆の煮方は、改めて別記事に書きます。)

 

2)鍋にオリーブオイルを注ぎ、ニンニクのみじん切りを入れて、火をつけます。いい香りがしたら、エリンギを加えてソテーして、表面がいい色についたら、別のお皿に出します。

その鍋で、セロリ、タマネギを炒め、さきほどのエリンギを移し、煮た白いんげん、トマトを加え、ローリエを一枚、そしてひたひたより少ないくらい水を加え、パプリカを振りかけ、ナツメグを加えて、煮ます。

 

全体がよくなじんだら(豆がとけてシチューのようになればオッケー)、ややきつめの塩で味付けして、グラタン皿に移します。

その上にパセリパン粉を乗せて、170度のオーブンで12分程度、焼きます。

表面がきつね色になったら出来上がりです。

 

家カフェでも人気メニューです。みんな大好きココナツミルクぜんざいのスイーツ。

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この前のブログで、家カフェを開いた事を書きました。

 

メニューの、前菜その1をご紹介しましたが、

 

kazuming.hatenablog.com

 

全部、書いてみます。

 

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2019.6.28

家カフェyamamoto 1

 

 

le menu du jour

 

☆ウェルカム・ティー

 

・自家製レモングラスの三年番茶

 

 

:前菜 その1

ごぼうとズッキーニの精進揚げ、焼ききのこ添え。山椒と茗荷をふりかけて。

 

 

 前菜 その2

・キャベツのお花畑の豆腐シューマイ

 

 

:メイン

・白花豆とセロリときのこの軽いトマト煮込み、ナツメグ風味

 玄米ごはんを添えて。

 

・小皿/刻んだえごまの醤油漬け。

 

 

:冷たいハーブティー

・フレッシュなブルーベリーとミントを浮かべた赤いハーブティーソーダ

 

 

:スイーツ

・白玉とバナナと小豆と白花豆入りの、ココナツミルクぜんざい

 マーマレードジャムをほんの少し添えて。

 

 

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この中の、果物を使ったハーブティーは前回、ご紹介しました。

 

kazuming.hatenablog.com

 

 

本日はスイーツを、

 

「白玉とバナナと小豆と白花豆の入った

 ココナツミルクぜんざい

 マーマレードジャムをほんの少し添えて。」

 

ご紹介します。

 

 

写真で見るとただの地味な一品ですが、

これはどなたに出しても気に入ってもらえる、夏にかけての人気メニューです。

 

 

白玉とバナナと小豆と白花豆、が入っているのです。

甘いココナツミルクと色んな食感を口の中で泳がせながら食べてください。

 

 

香りのアクセントはマーマレードジャムです。

今回は市販のものを使いました。

 

 

で、家で作るスイーツの絶対的なよいところといったら、

甘みを自分で調節出来る点ですよね。

 

ぜんざいのベースは、ココナツミルクにきび砂糖を煮とかします。

 

こういうメニューは、ぜんざいの中身の

小豆もしっかり甘く煮てあるのが普通ですが、

甘くしません。

 

お砂糖を一切、加えずに、塩だけで味をつけた塩小豆を使いました。

バナナがじゅうぶん甘いので、ちょうどいいです。

 

白玉も、もちろん生地は甘くしたりしません。

 

その分、ぜんざいのベースは、ややしっかりめに甘みをつけたほうがおいしいです。

 

そしてこのスイーツは、あたたかくして食べると美味、です。

 

 

家カフェをやると、そのおこぼれで数日、ろくにお料理もしないで、

ラクして(外食並みの)おいしいものが食べられるので、

得した気分です。

 

 

紹介制の家カフェです。

(ベジ・カフェで5年間働いていたので、おいしいですよ。)

時々、開催します。

 

うちの精進料理かyogaのお教室に来てくださった方なら、いらしていただけます。

 

もしご興味もたれましたら、ぜひ。

お教室の案内も、そのうちにアップしたいと思います。

 

 

 

【作りやすい分量】

============================================

 

ココナツミルク 1缶

・きび砂糖 適宜(自分の気に入る分量)

・塩 少々

 

・小豆/塩だけで煮たもの グラス(200ml程度)に対して大さじ1弱

・白玉 グラスに対して、小さな目のもの3、4個

・バナナ グラスに対して、1センチ弱くらいのスライス3切れ

・白花豆 2粒程度

 

マーマレードジャム 小さじ四分の一程度

 

*小豆の煮方や、白玉だんごの作り方は、改めて別記事でご紹介したいと思います。

 

 

【作り方】

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*本文で触れたので、省略します。

 

□お料理の写真・レシピの無断転載はおことわりします。

 

 

「山椒の下ごしらえ」と、育休と、ひきこもり。すべて自分仕様で。

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昨日の記事の続きです。

 

今日は、山椒の下ごしらえについて書こうと思います。

 

検索したらやり方が色々出てくるので、

私などがいまさら書かなくてもいいのですが、

一点だけ。

他の多くのやり方と違っているところがありました。

 

 

山椒の下ごしらえというのは、

枝から実をちぎって、ゆでて、水にさらす。

これが一連の作業です。

 

 

で、私は、水にさらしません。

そこが大きく違っていました。

 

そのまま使います。

 

 

理由は、バリッバリに辛い山椒が好きだから。

 

 

そしてちなみに、

春先の蕗なんかについても思うのですが、

いまの野菜全般、

あくやえぐみというのは、

薄まっているように思います。

 

 

下ごしらえの仕方も

自分仕様でいいのではないでしょうか。

 

 

枝から実をはずす作業が

ちょっとめんどく、

ひと粒ずつ、指先や爪で切って、ぷちっとはずすのですが、

私はこういう地道な作業がニガテなので、

毎日、少量ずつ、分けて下ごしらえしています。

残りの分は野菜室に眠らせていますが

さほど色は劣化していないようです。

 

 

新鮮なうちに一気にやるのがベストですが、

今年は割と多めに買ってしまった事もあり、

枝から実をはずす手間を思うだけで

げんなりするので、

買ってきた山椒を出してはまた袋にしまいで、

少量方式で行っています。

 

これでベジ・マーボーを作ってみたいと思います。

 

・・・・・・・・・・・・・

 

閑話休題

 

前回の記事は家カフェに

お客さまを招いた事について書きました。

 

今日はその続きです。

 

お客さまのひとりは、赤ちゃんを生んで現在、育休中。

近所に実家があり、

今日はお母様に赤ちゃんの面倒を

頼んで来たそう。

 

 

みんなでゆっくり話をしていたら、

「こんな静寂な時間なんて、普段持てないです~」

と何度も、繰り返し、言ってました。

 

 

まだしばらく育休期間があるそうなのですが、

 

それが終わったら

もしかして、

出勤前に、赤ちゃんのごはん食べさせて、

保育園に預けて、

それから電車に乗って仕事に行くとか、

そういう生活になるの?

あの朝の混んだ電車に、毎日、乗るの?

 

とたずねたら、

「そうです」

との事。

 

 

私だったら絶対にムリ。

 

 

そう言ったら、

彼女も、「私もいやです」と。

 

 

さらに

女性ばっかり、

がんばれがんばれって言われているようで、

つらい、と。

 

 

保育園はありそうなの?と聞いたら、

どこもだめだったら、ここだけは入れるというところは

見つけました。

でも、そこは無認可で、お部屋も一室だけだから、

あんまり乗り気じゃないんですけど、とも。。。

 

 

話をしながら、そこまでして働かなければならない理由が

私には、わかりませんでした。

 

 

で、「自分ビジネス」(*)の話をしたわけです。

オンライン講座で

私も受講しているんだけど、

自分の体がラクになるという事を一番大切にして

そこからビジネスを構築するというのが、

基本的な考え方。

 

 

そうやって働く事が出来たら、

それは素晴らしいよねと。

 

 

で、その始まりはブログセラピーでね、と話を続けたところで、

「ブログを書くのはニガテで・・・」

と顔をくもらせていましたが、

それでもやはり興味は抱いていたようで、

八木さやちゃんのブログや動画のurlなど

送っておきました。

 

 

 

ちなみに、子宮委員長はるちゃんの存在は

彼女は知っていたそうなのですが、

育児に忙しくて、

メール一本書く時間もままならないようで、

「自分ビジネス」の情報は、

伝わってなかったわけです。

 

 

 

こういう、育休が終わるのを控えたママたちとか

あと、中高年のひきこもりもたくさんいますし、

(私もひきこもりでした。

いまはお教室をやっていますが、

メンタリティーはひきこもりです。)

生きるのが苦しいとかつらいっていうのは、

自分が社会や他人や時間に合わせなければならないからで、

自分軸で働いて稼げる人がもっともっと増えたら、

日本は変わるのではと、

その日はマジメに思いました。

 

 

私、料理についても似たような事を考えています。

 

毎日、自分が食べたいものを

好きなように料理して、

食べる時間を

確保する事が出来なくて、

それのどこが生きてるって言えるんだろうかと

思うのです。

 

(*)

自分ビジネスや、

八木さやちゃんや、

はるちゃん、

ご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。

ご興味をもたれたら、

グーグルで「自分ビジネス」と検索すると

色んな情報が出て来ます。

 

よろしかったらぜひ、見てみてください!

 

また、こちらのブログもやっています。

よろしかったらぜひこちらも、遊びに来てください。

 

ameblo.jp