食べものは、よくわからない!?
だいぶ昔ですが、あるメルマガをとっていて、そこに、こんな質問が書いてありました。
「あなたが風邪をひいた時、治すために食べるものは何ですか?」と。
みなさまにとってそれは何でしょうか?
ある人が答えていたのは、「ぶどうパン」でした。
その人は、風邪をひくと必ずぶどうパンを食べていたそうで、速攻で風邪を治すのには何よりもぶどうパン。
で、食べると風邪がすぐさま治るのだと、お書きになられていらっしゃいました。
ぶどうパンは、私も小学校の高学年の頃から好きになった食べものなので、ついつい読みふけってしまいましたが、そんなぶどうパンは栄養学的にもマクロビオティック的見地から言ってもむしろ、免疫力を下げるような食べものの部類に入ります。
でも、それで風邪が良くなったりするという人がいる。
ならば、それはどういう事なのか。
「イワシの頭も信心」という言葉もあるように、たぶん当人が「それがいい」と思ったら、実際に、体に効くのですね。
体は「心」の言葉を聴いている。
だから、食べものというのは、
食べた時の幸せだった記憶や、思い出が密接に結びついていて、
理屈で割り切れるような、そう単純なものではないのですね。