なぜ精進料理なのか、という事について。

なぜ、精進料理というものを発信しているのかというと、

第一に、野菜料理はこんなに美味しいのだ、という事を伝えたいからです。

 

動物性の素材を用いないと野菜の味の繊細さが、際立ちます。

それはとても豊かな味の世界です。

 

そして、雑穀や豆などで作るベジタリアン・フードは、

それならではの、独特の美味しさがあります。

 

その味を、一人でも多くの人に知って欲しい。

そんな思いがあります。

 

二つ目は、体にいいから。

 

たんに体調をよくしてくれるだけでなく、病気が治ったりします。

 

というか私が、『玄米・菜食』という食事を知ったのは、

長い間のひきこもりの末、悪化したうつを治すために療養させてもらった

ヨーガ道場においてでした。

 

道場の台所の本棚に、マクロビオティックの本がありました。

 

「すべての病気の原因は食べものにある」

 

その一文を見て、翌日から白米をやめて『玄米・菜食』に切り替えました。

 

3ヶ月後に、変化を感じました。

 

(いつも額のあたりがもやもやしていたのですが、3ヶ月ほどたった頃、ある日の夕食の後で、スッとなくなった気配がありました。)

 

その時、ああ、こういう食事を続けていけばうつはきっと治るなと、直感しました。

 

結果的に、うつは大幅によくなりました。

 

(今からすれば食事でうつの7割近くは改善して、残りは京都にヴィパッサナー瞑想場というのがあるのですが、そこで瞑想をしてうつの症状がなくなりました。)

 

それだけでなく、食事を変えた事で、身体が変わりました。

 

生理痛がなくなりました。

 

そして、身体がだるくなくなり、

なんとなくいつもあった頭痛や腹痛が、

まったく消えてなくなりました。

 

身体のどこにも不快な症状がない、という経験をはじめてしました。

とても快適でした。

 

食事を変えただけで、こんなに体調が変わるのです。

しかもその食事は美味しい!

ときたら、良くないですか?

 

そんな事を伝えたいという思いがあります。

 

べつに、『玄米・菜食』を厳密にやる必要はありません。

 

食卓に玄米や野菜料理を取り入れると、段々と体の変化が感じられると思います。

 

そして、必ずしもお肉やお魚を使わなくても、

野菜だけでもこんなに美味しく作れるんだという、その魅力を感じてもらえたら、

とてもとてもうれしいです。