野菜料理につながる道。

菜食は、まずいのでは?

と思われる方、けっこういらっしゃると思います。

 

あるいは、作ってみたけどおいしくなかったとか、

やってみたいけど、どんなものを作ったらいいかわからないとか。

 

抵抗のある方、多いかもしれません。

 

私は、うつの療養をするために行ったヨーガ道場で、食事係を任命され、

そこではじめてお肉もお魚も使わないお料理を作ることになりました。

 

私もずっと、菜食の食事はまずいと思っていました。

 

昔、玄米ごはんを炊いてみた事がありましたが、おいしくなかったですし、

 

その前にも、豆乳を使ったシチューを作ってみたけれど、

 

たいしておいしくなかったです。

 

だから道場へ療養させてもらう際も、食事が菜食である事が、

死ぬほどうつに悩まされていたにもかかわらず、

身が持つのか、

一番のネックでした。

 

だから、食事係に任命されて、最初は、どんなものを作ったらいいのか、

皆目、見当がつきませんでした。

 

お肉の替わりに大豆を使った、肉なしカレーとか、

お肉の替わりに干し椎茸を使った、肉なし肉じゃがとか。

既存のお料理から肉を引いて、何かに置き換える発想しかありませんでした。

 

でも、それだと、いまいち美味しくない。

不足感を思わせる味にしかならない。

 

そんなようなお料理を2、3週間、作り続けてきたところで、

ふと、思いました。

世の中には植物性の素材だけで完成するお料理のジャンルがあるはずだ。

そして、あっ!と浮かんだのが精進料理でした。

 

身近なところにあるではないですか。

料理の本をめくってみると、それこそ胡麻豆腐とか、自家製のがんもどきとか、

季節の野菜の白和えとか、

精進ならではのおいしそうなお料理がたくさん並んでいる。

 

これでやっと、おいしいものに辿り着ける!

安堵のよろこびで、

食べてみたい精進料理を一つずつ作って行きました。

 

そうやって、野菜料理への道が始まりました。

 

たとえば、身体によさそうだからと、

いきなりマクロビオティックのお料理にチャレンジしても、

普段使い慣れない食材が必要であったり、

作るのに手間がかかったり、

ハードルが高いかもしれません。

それで菜食生活が続かなかったら、もったいない…。

 

もちろん本ブログでも、色んな精進料理(日本風なものから外国風なものまで)を

ご紹介していきますが、

菜食の事始めは、作りやすそうで見た目のきれいな精進料理から入る。

 

これ、いいかと思います。