身体の調子が整ってパワーが出る!スパイシーな雑穀のハンバーグ。
今日は、タカキビのハンバーグです。
厚揚げの上にのせて、片栗粉をまぶして焼きました。
芥子醤油で食べます。
タカキビハンバーグに、スパイスとしてナツメグを使っています。
ナツメグがあると、ぐっと肉肉しさが増します。
このナツメグが、芥子とよく合うのです。
そしてなぜか厚揚げにも。
おかずにもいいですが、お酒にもよく合うベジつまみです。
雑穀料理というジャンルが、ベジのお料理にはあります。
きびやあわなどは、トリのえさというイメージがあるかもしれません。
母親にタカキビの話をしたら、食料難だった戦時中に食べた事があったそうで、
「そんなまずいもの」といやがられました。
戦時中のいやな飢餓の記憶を蘇らせて悪かったです。
玄米もそうですが、雑穀も、おいしくなったのはいつからだったのでしょうか。
いまや雑穀はお値段も決して安くないですし、ヴィーガンのモデルさんとか、
そういった類いのセレブ感のある方が好むフードゾーンだと思います。
雑穀、すごくおいしいです。
食べた事がない方も、多いかもしれませんが、そのおいしさに、
ちょっとびっくりするかもしれません。
タンパク質や食物繊維はもちろんの事、ビタミンやミネラル類が豊富なので、
味わい深いです。
噛むとじわじわおいしさがわいて来る。
お肉とも違うしお魚とも違うし、穀物だけど主食ともテイストが異なる、
やっぱり独特の路線。
雑草もそうですが上に「雑」のつくものは、やっぱりつよい。
身体がしゃきっとします。
そして、なぜだか食べ過ぎないのです。
おやつなど。
小食モードになり、この身体の正位置に戻る感覚が、気持ちいい!です。
外食が重なったり、食が乱れてリセットしたい時、元気のない時など、
雑穀料理はおすすめです。
ベジのお料理の、こういう味がおいしいだけでなく、
食べて身体の調子の整う感覚がわかるところが、ならではの魅力です。
そういう食のスタイルが、私はとても大好きです。
タカキビの戻し方もいちおう、記しておきます。
いっぺんに炊いて、残りは冷凍しておくといいです。
タカキビハンバーグのタネを使った別のアレンジお料理は、次に、ご紹介します♪
【分量】作りやすい分量。
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・タカキビ 2カップ
・水 2カップ
・塩 少々
:タカキビハンバーグのタネ
*具材は、1カップ分のタカキビに対してです。
・長ネギ 15センチ
・人参 中5センチくらい
・ごぼう 10センチくらい
・生姜 好きな分量。目安は10~15gくらい。
・えのき ひとつかみ
・塩 適宜
・ごま油 適宜
*このタネがベースです。
「厚揚げの上にのせたタカキビハンバーグ」は、
ナツメグを加えます。
・ナツメグは味見しながら、スパイシーな味が好きな方は、好きなだけ加えてください。
・厚揚げは、1枚を三分の一に切って、縦を3つに切ります。
タネをのせる面に、片栗粉をつけて、のせて成形したら、
全体をまた片栗粉でまぶして、フライパンで多めの油で両面、焼きます。
*タネの分量の目安は、カットした厚揚げ1枚に対して、大さじ1弱。
*ナツメグを加えないベースのタネを使って、
次回、アレンジ料理をご紹介します。
【作り方】
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:タカキビの戻し方
1)タカキビを洗って、一晩、水につけます。
けっこうよごれが出ますので、洗い水がにごらなくなるまで、よくよく洗います。
2)鍋に水と、前日からつけておいたタカキビ、そして塩少々を加え、火にかけ、煮立ったら、中火から弱火で5分→弱火で20分炊いたら、火から下ろして、10分蒸らします。
*使う鍋によって火の通り方が違うので、仕上がりも異なります。
ル・クルーゼやストーブなどの鍋、または土鍋がおすすめです。
:タカキビハンバーグのタネ
1)長ネギ、ごぼう、人参、生姜、えのきは粗みじんにして、ごま油で炒め、塩で調味します。炊きあがったタカキビと合わせます。塩は味見しながら、けっこうしっかり目につけておくのがポイントです。
*「厚揚げの上にのせたタカキビハンバーグ」の作り方は、分量のところに書いてあります。
*厚揚げの下処理は、しっかりしたいので、鍋で20分から30分ほどゆでておきます。
□お料理の写真・レシピの無断転載はおことわりします。