冷凍庫にこれがあるとほっとするベジ餃子。生姜の香りです。
いまの季節、爽やかで気持ちがいいですね。
一番好きかもしれません。
私は井の頭公園からほど近い、武蔵野の一画の、
古ーいアパートに住んでいるのですが、玉川上水沿いを歩くと
お花の匂いや果物のような甘い香りがどこからともなくしています。
こないだは、千手観音のような樹を見つけました。
いつもその前を歩いているのにある日、何気なく眺めていたら奇妙な形をしていて、
ぎょっとしました。
このところ引っ越しを考えていて、都会暮らしにも憧れを抱いているのですが
(例えば千駄ヶ谷あたりに住んだら素敵そうとか、
ネットで間取りを見て束の間、夢を見たり)、
でも、この自然からはやっぱり離れられそうにありません。
さて。食べものも爽やかな香りを楽しみたいと、
生姜を加えたベジ餃子を作りました。
わりと多めに生姜を加えています。
餃子はいっぺんに作って冷凍しておくと便利です。
お料理を冷凍する事は私はほとんどありません。
ひとり暮らしなので一回に作る量も少しであるし、
冷凍庫に眠っているのは、ごはんとか豆とか、パンとか、大体素材です。
例外なのが、おまんじゅうと餃子で、
餃子は冷凍のままフライパンで焼いても食べられますし、
もやしやニラやお豆腐と一緒に煮て水餃子にすると、
それだけで簡潔な食事になります。
おなかがすいて、家について、
冷凍庫に餃子があるとひとり暮らしの心があたたまります。
なので、餃子は、定期的に作って冷凍庫にキープするようにしています。
ベジ餃子。友人などの反応を見るに、普段ベジの食事など食べない人も
よろこんでくれているようです。
餃子は何を包んでも焼くとおいしい食べものではあるかと思いますが。
具材に、キャベツと厚揚げと、えのきを使っています。
香りづけに生姜のおろしたものと、ごま油。
厚揚げは20分ほどゆでます。キャベツもえのきもみじん切りにして、塩をふり、しばらくおいて、余計な水分を手で絞って切り、しっかり下処理をします。
【つくりやすい分量】(20個)
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・きゃべつ 中くらい四分の一個
・厚揚げ 三分の一枚
・えのき ひとつかみ(親指と人差し指でつかんだくらい)
・生姜 10グラム程度
・片栗粉 小さじ1くらい
・塩 適宜
・餃子の皮 市販のもの1袋
・ごま油 適宜
・油(焼く用) 適宜
【作り方】
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1)厚揚げは20分くらいゆでて下処理をします。冷めたら薄く切って、さらに縦横、2ミリ四方程度に切ります。キャベツも千切りしたあとみじんぎりにして、塩を振り、しばらくおいて水気が出たら、手で絞って水気を切ります。えのきも同様。生姜はすりおりします。
2)材料をすべてまぜ、片栗粉を加え、塩で味を整えます。やや塩気きつめにしておきます。
皮で包んでフライパンで焼きます。
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