キウィとレモンの “都会の白和え“ エシャロット添え。

白和えがずっと食べられませんでした。

お豆腐は好きなのに、そこに使われているお味噌の田舎っぽい味が、

ニガテだったのです。

ところがある料理本で、白和えのベースに、

煎ったナッツと白みそをすり鉢でする作り方が書いてありました。

白みそだと、お味噌のやぼったさがまったくなく、たいへんに美味です。

ディップのようでパンにも合う。

以来、白和えが大好きなお料理になりました。

そして、田舎っぽい白和えまでもが、好きになりました。

今回ご紹介するのは白みそを使った、田舎風ではなく、“都会の白和え”です。

そして、白ごまペーストを使っているので、とってもカンタンに出来ます。

作る作業は、すり鉢でする、だけ。

白和えというと、一般的に、お豆腐をゆでるか、

時間をかけて重しをして水気を切る、という作業が必要とされます。

でも、私のような怠け者の人間には、その手間が作る気力を失わせます。

それで、実験をしてみました。

水気を切らないで作ってみたらどうだろうかと。

特に問題はありませんでした。

注意するのは２点です。

・出来るだけ固そうな木綿豆腐を選ぶ事。

・その日のうちに食べ切る事。

さっと出来る白和えです。

朝食のトーストのお供にも。

“都会の白和え”なので、少しお洒落に、具材に果物を使っています。

今回は、キウィとレモンの皮です。

和え衣のレシピは基本なので、その時々の、季節の果物と合わせるのも、楽しいです。

いまの季節は、エシャロットが旬で、

横に添えました。

ばりばり齧りながら、すくって食べると美味です。

レモンの皮の香りとエシャロットが、とてもよく合います。

ワインにもよく合います。

【１人分】（作りやすい分量）

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・木綿豆腐　二分の一パック（170g）

・キウィ　四分の三個

・レモンの皮　縦１センチ、長さ４センチくらい。（＊皮を使うのでレモンは無農薬おものを使ってください）

・白味噌　小さじ１強

・白ごまペースト　小さじ１強

・塩　適宜

・エシャロット　好きなだけ。

【作り方】

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１）キウィは、１センチ弱にスライスして、六分の一から四分の一にカットします。レモンの皮は千切りにします。エシャロットは外側の皮を向いて、縦二分の一にカットします。

　すり鉢に、白ごまペースと白みそを入れ、すりこぎで軽くすり、そこへお豆腐を手でつぶして少しずつ加え、叩いたり、すったりして、お豆腐をペースト状にします。

２）ペーストがいい感じになったら、塩をぱらぱらふりかけ、調味して、用意しておいたキウィとレモンの皮を加え、さっくりとヘラで和えます。お皿に盛り、エシャロットを添えます。

□お料理の写真・レシピの無断転載はおことわりします。