極上の粗食世界…レシピブログ

welcome to the extra simple vege cooking ! 台所は守り神。私がわたしのために料理を作って楽しむ時間…☆レシピは1人分から♪

乾物のおかず:ガラムマサラの切干し大根。

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ガラムマサラで味付けした、切干しの炒め煮です。

 

たぶん私は、玄米・菜食に出会ってなかったら、切干しにわざわざカレー味をつけて

料理するなんて事はしなかったと思います。

 

長い間のひきこもりの末、悪化したうつを治すためにヨーガ道場で

療養させてもらって、そこで玄米・菜食を知り、

食事を変えて、うつだけでなく、

体調もぐんぐんよくなって、

「これは、すごい!」と、

以後、その食事を続ける人生になりました。

 

100%ベジタリアンではありませんが、日々の食生活はほぼ自炊のほぼベジです。

 

その道場で、たまたま食事係になって、それまでお肉もお魚も大好きだった自分が、

欲望を禁じられ、だったら植物性の素材だけでいかにおいしく料理を作るか。

それを考える事が生き甲斐となり、いつしかレシピ開発が趣味となりました。

 

スパイスやハーブを使うと、野菜は、思わぬ深い味わいが引き出されます。

今回の、ガラムマサラ風味の切干し大根は、

昔からあるインドの郷土料理のような味わい。

純然たる和の食材ですが、違和感ありません。

そして切干しの甘さが、ガラムマサラによってぐっと引き立っています。

 

乾物のおかずは、玄米とやはりよく合うもので、

 

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「玄米の塩こんぶセロリチャーハン」を添えました。

お昼ごはんです。

 

このチャーハンも、

セロリを3、4ミリに切って、玄米といっしょに炒めるだけ。

作り方もカンタンで、味付けは塩のみです。

だけど、美味。

 

ちなみに玄米は粒がしっかりしているので、炒めるとぱらぱらになりやすく、

チャーハンにはもってこいです。

しかも粒がおいしい。

もう、失敗しようがないです。

 

そして、左奥にあるのは即席のお吸い物。

お椀にとろろ昆布と、梅干しと、塩をぱらぱら振りかけて、お醤油を少々、加えて、

沸騰したお湯を注ぎます。

 

健康的な食事も、カンタンに作れます。

 

さて。切干し大根は、もともとだしに用いられるくらいなので、

炒めて煮る際に、だしは必要ありません。

お水でオッケーです。

 

注意点は、切干しを水にひたさない事です。

栄養素が逃げてしまいますので、さっと洗ったらざるに上げます。

 

では、切干しはどうやって柔らかく煮るのかといったら、

厚手の鍋かフライパンで、切干しを焦がさないよう、弱火で炒めます。

そこにタマネギを加え、ガラムマサラとお水も加えて、ふたをして煮ます。

時々、味見をして、

固いようだったら水を加えて、柔らかくなるまで煮る。

これ、です。

 

そして、切干しがある程度、柔らかくなったら、水気を飛ばして、人参を加えて炒め、

塩で味を整えます。

隠し味にお醤油をほんの少々。

最後に、ピーマンを加え、さっと熱が入ったら、火を止めます。

 

 

 

 

【1人分】作りやすい分量。

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・切干し大根 15g

・タマネギ 大4分の1個

・人参 中3、4センチ

・ピーマン 2分の1個

ガラムマサラ 小さじ2分の1~

・塩 少々

・お醤油 少々

・油(オリーブオイルを使用) 適宜

 

 

 

【作り方】

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1)切干し大根はさっと洗ってざるに上げておきます。

タマネギ、人参、ピーマンは千切りです。

 

鍋を加熱して油を敷いて、弱火で切干しを炒めます。焦がさないように気をつけて、タマネギを加えて炒め、ガラムマサラをふり、水を加えて、しばらく煮ます。

 

ある程度柔らかくなったら、しっかり水気を飛ばして人参を加えて炒め、塩で調味。ほんの少し隠し味でお醤油を加えます。

ピーマンを加えて、さっと熱が入ったら、火を止めて出来上がりです。

 

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